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アフィリエイト広告の効果的な活用方法!成功事例と注意すべきポイントを解説!

アフィリエイト広告の効果的な活用方法!
成功事例と注意すべきポイントを解説!

Web集客の多様化や広告費の高騰が進む中、広告の費用対効果を厳しく評価する必要性が高まっています。費用対効果の観点から注目を集めている”アフィリエイト広告”。しかし、アフィリエイト広告を実施していない企業様の中には「自社のビジネスに合っているの?」「実際に効果があるの?」など、疑問を持たれるご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、アフィリエイト広告の仕組みや他のWeb広告との違い、出稿時の注意点、そして効果を出すためのポイントまで、アフィリエイトを実施されていない広告主様にも分かりやすく解説します。合わせて成功事例も紹介しますので、ぜひご一読ください。

アフィリエイト広告は効果があるの?

成果報酬型広告とは?

出稿前に一度は考える「広告効果」。コストや人員を割いて広告を開始したのに、思うようにいかなかった…ということが起こらないか、気にする企業様も多いはずです。

結論から言えば、アフィリエイト広告は「効果が出やすい広告手法」です。

期待する“効果”とは何か?にもよりますが、最大の特徴である「成果報酬型」という点を活かし、特に新規顧客の間口を広げる手段として有効であり、販売チャネルの拡大にも役立ちます。

ただし、効果を出すにはプロモーションを正しく設計し、継続的に運用する必要があります。即効性を求めることは難しいですが、根気強く取り組むことで、成果につながったケースも多く見られます。そのための運用方法を、詳しくご紹介します。

そもそもアフィリエイト広告とは?

アフィリエイト広告は、成果報酬で様々なWebメディアに掲載できる広告手法です。
掲載先には、ブログ、SEOサイト、SNSなどがあり、それぞれの媒体を運営するアフィリエイター様が商品やサービスを紹介します。その紹介を経由してユーザーがアクション(商品購入、会員登録など)を起こした場合に、広告主様が報酬を支払う仕組みです。

アフィリエイト広告とは?
他のWeb広告との違い

Web広告にはアフィリエイト広告のほかにも様々な種類があります。ここでは、よく活用される代表としてリスティング広告とディスプレイ広告を例に挙げ、アフィリエイト広告との違いを比較表でまとめました。

アフィリエイト広告 リスティング広告 ディスプレイ広告
特徴 成果報酬で第三者媒体に紹介してもらう広告 検索キーワードに連動して表示される広告 Webサイトなどに動的に表示される広告
掲載先 ブログ、Webサイト、SNSなどの外部サイト 検索エンジン(GoogleやYahoo!等)の検索結果 ディスプレイネットワークと提携しているWebサイトやアプリ、SNSなどの広告枠
掲載方法 媒体(第三者)様側が自主的に掲載 広告主様が広告文とキーワードを設定し、入札条件を満たせば即時表示可能 広告主様が画像バナーや動画を設定し、ターゲティング・入札設定後すぐに表示可能
掲載形式 レビュー記事、テキスト+バナー、SNS投稿など テキスト バナー、動画など
課金方式 任意で定めた"成果"(商品購入、会員登録、資料請求)など クリックごと インプレッションまたはクリック
主な用途 新規顧客獲得、リード獲得
+中長期的な販売チャネル構築
顕在層※の獲得
(新規顧客獲得、リード獲得)
潜在層※への認知拡大

※潜在層・顕在層について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

マーケティングに欠かせない「潜在層」「顕在層」の理解とターゲティング戦略

マーケティングや広告業界でよく聞く「潜在層」や「顕在層」。言葉の意味や、どういったシーンで活用するかをご存知でしょうか?潜在層や顕在層の違いを理解することは、効果的なマーケティングを行う上で欠かせません。

比較表のとおり、それぞれ目的や特徴が異なりますが、大きな違いは課金方式と掲載方法の2点です。

■課金方式の違い

アフィリエイト広告は、クリックや表示では費用がかからず、購入や資料請求といった成果が出て初めて費用が発生します。成果条件を広告主様が自由に設定できるため、「低リスクな広告手法」として注目されています。

■掲載方法の違い

リスティング広告やディスプレイ広告は、リスティング広告やディスプレイ広告は、入稿・入金すれば自動で配信され、広告主様のLPやECサイトに直接集客されます(※入札競争に勝つ必要あり)。
一方、アフィリエイト広告は媒体が手動で掲載するのが一般的で、レビュー記事などのコンテンツを経由して集客する仕組みです。

このような特徴からアフィリエイト広告は、特に新規顧客の獲得やリード獲得を目的にして活用されることが多い広告手法です。また広告の特性上、掲載までのプロセスや掲載後の運用方法が他の広告とは異なる点も多く、効果を出すには少しコツが必要です。

そこで、アフィリエイト広告で効果を出すために、知っておくべき注意点や運用ポイントを、次の章からご紹介していきます。

アフィリエイト広告の出稿前に知っておくべき注意点

アフィリエイト広告で効果を出すには、事前に把握しておくべき注意事項がいくつかあります。特に、以下に挙げる3点は理解しておくことが重要です。

①掲載は媒体様側が任意で進める

先に説明したとおりアフィリエイト広告は、媒体様側が自主的に掲載を進める広告です。広告主様としてアフィリエイト広告を利用するには、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に広告を登録するのが一般的ですが、広告を登録しただけでは掲載が始まりません。ASPと提携している媒体様が「この広告を紹介したい」と思って初めて記事を書き掲載がスタートするので、競合の広告が多いジャンルでは、掲載開始までに時間がかかることもあります。

②長期的な運用が必要

アフィリエイトは即効性よりも継続的に露出を増やし、成果を伸ばしていく流れで進めるのが主流です。掲載してすぐは成果が出ないのが普通なので、数日〜数週間程度で「効果がない」と落ち込む必要はありません。インプレッションやクリック数の推移を確認しながら、地道に掲載や成果を増やしていく心構えで出稿しましょう。

▼合わせて読みたい

【広告主様向け】
アフィリエイト広告導入後の運用について~基礎編~

今回は、広告主様向けにアフィリエイト広告の運用について解説します。ASPに広告登録をした後に発生する諸業務に加え、アフィリエイト広告を扱う上でよく使う用語の説明も含みますので、アフィリエイト広告の導入を検討している、もしくは開始したての広告主様の参考になればと思います。

③虚偽・誇大広告に注意

アフィリエイト広告は、媒体様側が商品やサービスの紹介文を作成するという特性上、法令遵守のための表現管理が非常に重要です。商品やサービスによって、景品表示法や薬機法などの規制に違反しないよう、事前に表現ルールを定め、掲載サイトの広告内容をチェック・管理する運用体制が欠かせません。この点を理解したうえで活用することが、アフィリエイト広告で安全に効果を出していくポイントです。

▼合わせて読みたい

景品表示法(景表法)の概要とアフィリエイト広告運用の注意点

インターネットの発達により、消費者と事業者は直接の会話がなくても物の売買や取引がWeb上で簡単にできるようになりました。だからこそ、商品/サービスを提供する事業者には、消費者の方に適切な情報を届け、誤解がないように取引を成立させることが一層求められてます。

薬機法の基礎と広告規制:違反を防ぐためのポイントを紹介

化粧品や健康食品などを扱う企業様が把握しておくべき法律の一つに薬機法というものがあります。特に、マーケティングの一環で広告を行う際、表現可能な範囲がわからず頭を悩ます広告主様もいらっしゃるのではないでしょうか。/サービスを提供する事業者には、消費者の方に適切な情報を届け、誤解がないように取引を成立させることが一層求められてます。

アフィリエイト広告でパフォーマンスを向上させるための運用ポイント

成果報酬型広告とは?

先にご紹介した注意点も踏まえ、アフィリエイト広告で効果をUPするためのポイントをご紹介します。

①目的・目標を明確にする

アフィリエイト広告は成果地点を自由に設定できるため、どういった目的で広告を出稿するのか、しっかり設計することが重要です。例えば見込み客を増やす目的であれば「会員登録」「資料請求」のプロモーションを作成したり、商品購入を促進したいのであれば「商品購入」を成果地点として特定商品のLPを作ったり、媒体様やユーザー様にとって分かりやすい広告を作成しましょう。KPI設計が曖昧だと、成果が出づらくなります。

②自社に合うASPを選ぶ

ASPは各社で得意な広告ジャンルがあり、また対応してもらえるサービスの範囲も異なります。実績のあるジャンルや媒体の管理体制、サポートの手厚さを比較して、自社に合ったASPを選びましょう。なお、ASPにはオープンASPとクローズドASPがあります。ブランド毀損や虚偽・誇大広告のリスク回避のため、ある程度掲載サイトを絞りたい企業様は、クローズドASPを選ぶこともおすすめです。クローズドASPでは、成果獲得力のある媒体様が多く登録されている傾向があるため、法令遵守意識が高く、コミュニケーションの取りやすい提携先が見つかる可能性があります。

【広告主様向け】
クローズドASPとは?特徴と使うメリット

アフィリエイト広告を扱うASP(Affiliate Service Provider)を事業とする会社は複数あるため、アフィリエイト広告を出稿したいと思った際にどこに相談すれば良いか迷ってしまう広告主様も多いのではないでしょうか。

③LPや広告素材にも力を入れる

媒体様が使いやすく、魅力を伝えやすいLP・素材を広告に使うことで、掲載数や成果数が大きく変わります。アフィリエイト広告では効果の即効性がないという点も踏まえて、定期的にLPやバナーを見直したり、場合によっては複数パターンを用意したりしながら、クリック数やCVR(成果の出やすさ)を伸ばせるように工夫しましょう。

効果的な広告を運用する為のLP構成と制作方法

前回の記事ではLPの基本的な知識と、メリット・デメリットについて触れました。今回は、LPの作成を検討している方に向けて、構成や作り方の手順について解説します。

④特別単価を活用する

成果を多く獲得できる媒体様に対しては、報酬を引き上げる「特別単価」も有効です。さらに成果を増やすモチベーションになり、優先して掲載を進めてもらえるきっかけにもなります。通常単価と特別単価の使い分けが、アフィリエイト広告の成功の鍵を握るといっても過言ではありません。そのような運用を見越して、プロモーション設計をしましょう。

【広告主様向け】
アフィリエイト広告導入後の運用について 広告効果の分析と特別単価

アフィリエイト広告も他の広告と同様に、開始した後には効果計測や分析、またその上で成果を継続・増加させるための施策づくりなどが運用上不可欠になっていきます。

⑤ASP・媒体様と密にコミュニケーションを取る

アフィリエイト広告は、商品/サービス提供元の企業様とは立場の違う第三者(媒体様)がPRをしてくれるため、言わば「人と人の協業」で成り立つ広告でもあります。ASP担当者や媒体様との双方向のやりとりが、成功の秘訣です。成果を伸ばすため、こまめにコミュニケーションを取り、要望や課題を吸い上げながら、広告を良くしていけるように運用しましょう。媒体様に向けて、ターゲットや利用が多い顧客層などのデータを共有することもおすすめです。アフィリエイトサイトで訴求するポイントが明確になり、より広告効果を出しやすくなります。

⑥広告代理店を活用するのも一つ

アフィリエイト広告は広告主様側も能動的な取り組みが求められる特性上、自社で広告の運用リソースが足りない場合には、広告代理店を活用することもおすすめです。広告コストはUPするかもしれませんが、プロモーションの立ち上げもスムーズになり、成果を出すための改善アドバイスももらえます。検索すればアフィリエイト広告の運用を強みとしている会社が探せますので、まずはWeb上などの情報をもとに自社に合った会社選びを行いましょう。

アフィリエイト広告の成功事例

アフィリエイト広告の効果を心配されている広告主様の中には、具体的な成功事例を知りたいという方もいらっしゃると思います。そこで、いくつか実績をご紹介します。

【事例1】美容家電D2C(BtoC)|ローンチ後の認知度向上+新規顧客獲得を大幅増

ある美容家電のD2Cブランドでは、商品ローンチ後、競合商品に比べて認知度が低いという課題を抱える中で、販路開拓が急務。そこでアフィリエイト広告を導入し、SEOの上位サイトを中心に特別単価を活用しながら掲載を増やす。質の高い体験レビューを中心とした比較サイトに紹介され、2ヶ月目から新規顧客獲得数が徐々に増加。上位サイトでの掲載を増やしたことで、消費者に加えて、他のWebサイトを運営する媒体様の目にも触れるようになり、商品の認知度や掲載数もUP。今では商標名の検索ボリュームも増え、様々な販路から月数百件の新規顧客をコンスタントに獲得できるように。

成功要因
特別単価・LP改善・商品のサンプル提供
【事例2】BtoB 買い取り査定サービス|アフィリエイト広告で見込み客を増やし、社会課題の解決に貢献

BtoB向けに中古建機の売買を仲介する企業では、「建機を売りたい潜在層」の獲得が課題。そこで、リードの獲得に直結する成果地点として「無料査定完了」を設定し、プロモーションを立ち上げた。BtoB事業ではアフィリエイト広告による販路開拓が難しいとされる中、ASPとの打ち合わせやLP改善を重ね、2〜3ヶ月で成果が出始め、販売可能な中古建機の確保に成功。このようにアフィリエイト広告を通じてリード獲得を加速。これにより事業の成長を後押しし、最終的には株式上場も実現した。

成功要因
成果地点の設定(申し込みハードルの低さ)・LP改善・ASPとのコミュニケーション

これらの事例から分かるように、アフィリエイト広告は様々な事業で活用が可能です。ローンチ間もない商品/サービスの集客や、広告コストをできる限り抑えたい企業様、BtoBビジネスの企業様など、いろんな立場の会社がASPを利用しながら成果を伸ばしています。

ここで挙げた成功事例以外にも、様々な活用方法が考えられますので、アフィリエイト広告に興味がある場合、事業課題や目的を含めてまずはASPに相談してみるのがおすすめです。

アフィリエイト広告の導入ステップ

アフィリエイト広告を始める際は、いくつかのステップを踏む必要があります。「何から始めれば良いのか分からない」という広告主様に向けて、出稿の際の流れを整理しました。大きな流れとしては以下の通りです。

  • 目的・KPIの設計(成果地点の定義)
  • ASPの選定・契約
  • 広告素材・LPの準備
  • 出稿開始
  • 媒体様との提携
  • 掲載開始
  • 効果測定と改善運用

最低限、サービスサイトがあり出稿目的さえ整理できていれば、ASPに相談しながら準備を進めることもできます。媒体様向けの適切な報酬単価なども教えてもらえますので、不安があれば聞いてみてから出稿を検討することも可能です。またASPによっては、素材作成のサポートや掲載依頼の代行なども行っています。初めての企業様は、サポート体制が整ったASPを選ぶと安心です。

出稿の流れは以下の記事でもご紹介しております。もう少し細かく解説していますので、合わせてご覧ください。

【広告出稿を検討中の方向け】
アフィリエイト広告導入までのステップ

アフィリエイト広告は成果報酬型の広告です。掲載先の媒体様が出した成果に応じて広告費が発生する費用形態で、何を「成果」に設定するのか、それにいくら支払うのかを広告主様が決められる特徴があります。

まとめ

アフィリエイト広告は、成果報酬型という特性から、無駄な広告費を抑えながら新規顧客獲得やリード獲得に活用できる広告手法です。リスティング広告やディスプレイ広告と比べて、運用の性質やポイントは異なりますが、うまく展開すれば、非常に高い費用対効果を発揮します。

本記事をきっかけに、自社のビジネスにアフィリエイト広告が合うかを見極め、適切なパートナーとともに取り組んでみてください。

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